ついにこの日が来てしまいました

大相撲初場所、初日から3連敗を喫した横綱・稀勢の里関。初場所4日目を迎えた朝、テレビを見ているとついに「引退」という報道が流れました。横綱になってわずか2年、12場所の在位。そのうち8場所休場という短命横綱となってしまいました。今場所は横綱審議委員会から激励がなされていたため休場が許されていない状況でした。初日から連敗し、3日目の栃煌山関との取組後は茫然としていました。

私としては初場所が始まった日から毎日「もしかしたらこれが最後かもしれない」と思いながらテレビで見ていました。負けるたびに「明日は勝つかもしれない」と思いながら見ていましたが、最後まで奇跡は起きませんでした。そしてついに引退という日を迎えてしまいました。

大関に昇進してから5年間かかってようやく手に入れた横綱の地位。横綱になってからすぐの春場所に大怪我を負い、それでも強行出場して逆転優勝を果たし感動を与えてくれました。結果的にその真面目さが裏目に出て大怪我が致命的となって相撲人生を縮めてしまったかもしれません。

けれど、そのひたむきな姿が応援したくなるような愛される力士になったのだと思います。きっと稀勢の里関ならば人間的に慕われる親方となって相撲人生を全うしてくれるはずです。